愛車の燃費と日常をつづる日記

CX-5 XD(FF/6MT)の燃費とたまに自分の事

今日はDPF再生

 

ディーゼル車になじみのない方だと、「DPF」って何?ってなるかと思う。

DPF」=「Diesel particulate filter」、つまりディーゼルの燃焼によって発生する微粒子であるススを排気口から出ないようにするためにろ過するフィルターの事。これがあるからクリーンディーゼル車は排気口から黒煙を発生させないので、ある意味環境面から見て最も重要な装置だ。(知ってる方にはあまりにも初歩的な記載で申し訳ありません)

ただ、無限にススを食い止めることができるわけはなく、定期的にDPFに溜まってしまった分を焼き飛ばす必要がある。これがDPF再生。焼き飛ばすときに軽油を燃やしてススを飛ばす熱源とするため、この時に燃費がガタ落ちになる。

ススが詰まると排気ガスが通りにくくなることから、恐らくはDPF入口の圧力上昇を見て自動で再生スイッチが入るのだと思っている。

ここまで話が長かったけど、今日は走行中にDPF再生があったので燃費の数値が下がってしまった。ただ私の車の場合、今の時期で再生終了から次の再生までが約400㎞。他の方のリポートを読んでいると200~250kmが多く、しんどい方だと100km台中盤なんてのも読む。

再生間の走行距離に関係なく、DPF再生に要する時間は大体同じ(私の場合約10分弱)と思われるので、DPF再生時以外の走行距離をいかに延ばすかが燃費をよくするカギを握っている。

前車のアテンザワゴンと比べると、再生に要する時間は体感時間で約半分。町乗りが多い方対策だと思うが、その分再生時の燃費の落ち方が著しくなっている。でも町乗りだと燃費も悪くなるし、クリーンディーゼル車はやはり遠乗りが多い方用なんだなと思う。

町乗りばかりだとDPF中のススを焼き飛ばす前にエンジンが止まってしまって、目詰まりで壊れてしまいますからね。

20240523給油間燃費